このページでは、メキシコペソのFXトレードで必要な数値データを紹介します。主なデータはスワップポイント、取引単位、値幅や必要証拠金等の数値です。利回りの計算式と併せて解説します。

1. スワップポイントは高い
2. メキシコペソの基本取引スペック
• （計算例）レバレッジ2倍でメキシコペソを1年間保有
3. FX会社によって異なるスペック

スワップポイントは高い

最初にメキシコペソの魅力とも言えるスワップポイントのデータから。直近のスワップポイント表は以下の通りになっています。

スワップポイント表の購入単位は10万通貨です。この数字は、後述の通りいくつかのFX会社で採用されている売買単位を元にしています。

利回りを割り出す場合は、取引金額や必要証拠金の数字も必要になってくるでしょう。例えば、記事を書いている2017年11月現在なら、10万通貨当たりの取引金額は日本円で587,000円です。1年間のスワップポイント総計が40,000円前後になるので、レバレッジ1倍でも利回り7％前後という計算ができます。

メキシコペソの基本取引スペック

前述の計算をするに当たり、必要な情報をまとめてみました。メキシコペソの基本取引スペックは、以下の表の通りです。

上記の表は2017年現在のFXレートを元に作成しています。この表を使って、スワップポイントの金額から利回りを計算してみましょう。基本式は以下の通りになります。

利回り＝スワップポイント×365日×レバレッジ÷取引金額×100％

（計算例）レバレッジ2倍でメキシコペソを1年間保有

具体的に数字を当てはめて計算しましょう。追加情報として、レバレッジを2倍にすると仮定します。尚、メキシコペソの最大レバレッジは25倍が基本です。

前述の表から、以下の数字を抜き出して利用します。

• スワップポイント：117円
• 取引金額：587,000円

計算式に当てはめると以下の通りになります。

利回り＝117×365×2÷587,000×100

　　　＝85,410÷587,000×100

　　　＝14.5

利回り14.5%と計算できました。尚、途中で出てきた85,410円という数字がスワップポイントの総額です。レバレッジ2倍分を含んでいます。これがレバレッジ5倍や10倍になると、それに比例して増える計算ができます。

FX会社によって異なるスペック

最後に少し注意点を述べます。まず、取引時間帯です。基本的には［10：00～28：00］の時間帯での取引を推奨します。理由は、この時間帯であればマーケットの売買がそれなりに活性化していて、狭いスプレッドを確保することができるからです。

この点、マネーパートナーズのFX口座であれば、上記のコアタイム［10：00～28：00］に固定スプレッド0.5銭で売買することができます。

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また、取引単位がFX会社によって少々違います。くりっく365は取引単位が10万通貨単位なので基本通りです。一方で、マネーパートナーズでは全通貨ペアで1万通貨単位に統一されています。つまり、メキシコペソ／円の売買も1万通貨から可能です。加えて、マネーパートナーズではFXnanoというシステムの口座では100通貨単位の売買が可能です。

この1万通貨単位や100通貨単位で売買できるメリットは、少額からポジションを持つことができる点です。少ない投資資金でも細かくリスク管理することが可能で、積み立てをする場合に重宝します。これが幣サイトでマネーパートナーズをおすすめする理由です。

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他には、メキシコペソ／円だけでなく、ドル／メキシコペソの通貨ペアを扱うFX会社もあります。他の情報に関しては、以下の記事をご覧ください。

参考記事：メキシコペソの取引ができるFX会社