このページでは、メキシコペソのFXトレードに関わる経済指標を紹介していきます。
5月の経済指標はてんこ盛りです。消費者物価指数に公定歩合の決定、小売売上高にGDP発表と、複数の経済指標が重なっています。ただ、その中でも注目される材料は限られています。今月の目玉は後半に控えるGDP発表でしょうか。
という訳で、2018年5月の経済指標カレンダーを紹介していきます。
- 2018年5月のメキシコペソ経済指標
- 後半のGDP発表ではサプライズも
2018年5月のメキシコペソ経済指標
最初にメキシコペソに関わる指標発表をご紹介しましょう。2015年5月の主な経済指標は、以下の通りになっています。
メインの内容は主に4つ。消費者物価指数に、公定歩合(政策金利)とインフレ関連の経済指標が前半に続きます。後半に控えるのが小売売上高にGDP国内総生産の発表です。
前半のインフレ関連については、既に市場予想が出ています。基本的にはインフレ後退で、そのため政策金利も据え置くのでは?というのが市場の見方です。確かに、メキシコ中銀は前々回の利上げから鳴りを潜めていますし、インフレ率も利上げの影響で後退しているはずです。非常に、妥当な予想だと思います。
後半のGDP発表ではサプライズも
サプライズがあるとすれば、後半戦に控えるマーケット関連の指標でしょうか。特にGDPは上方予想が出ていますので、ネガティブサプライズもありえます。流れとしては、中旬から期待で買われ、直前にポジション調整でちょっと下がりそうな感じがします。
現在のメキシコペソは、煮詰まっている感じがします。その原因はやはり夏に控える大統領選挙でしょう。経済指標は確かに市場にインパクトを与えるものの、選挙動向ほどではありません。あまり結果に一喜一憂する必要はないと考えます。選挙後の値動きを見据えて、安値では買うというスタンスで良いと思います。以下の記事もご参考に。
参考記事:メキシコペソ2018年のFX相場を予想
以上、2018年5月の経済指標のご紹介でした。
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