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メキシコペソの経済指標発表予定

メキシコペソの経済指標カレンダー@2018年1月

メキシコペソのFXトレードに押さえておきたい経済指標を紹介していきます。

今月の注目イベントは消費者物価指数の発表です。インフレ率を示す指標で、メキシコペソのような新興国通貨には大きな意味を持ちます。

現在のメキシコペソ情勢と併せて解説していきます。

  1. 2018年1月のメキシコ経済指標
  2. 経済指標の内容と解釈
  3. マーケット情勢と今後の展望

2018年1月のメキシコ経済指標

最初に経済指標カレンダーのご紹介。以下は、2018年1月に発表されるメキシコ経済指標と発表予定日時です。主だったものだけピックアップしました。

メキシコペソ経済指標カレンダー2018年1月

今月のメインイベントは、9日(火)に控える消費者物価指数の発表です。

メキシコペソのトレードをするなら、こうした経済指標の発表予定は押さえておきたい重要情報ですね。なのに、意外と一般のFX情報サイトでは紹介されない情報でもあります。そんな訳で、当サイトでは毎月始めに経済指標カレンダーを紹介していきたいと思います。

経済指標の内容と解釈

繰り返しになりますが、今月のメインイベントは消費者物価指数の発表です。この指数はインフレ進捗の程度を示す数字で、インフレ懸念のある新興国では大きな意味を持ってきます。

基本的には「小さい方がいい」タイプの数字です。やはり、インフレが進まないに越したことはありません。アナリスト予想よりも小さい数字が発表された場合に、メキシコペソが買われやすくなる傾向があります。

メキシコペソ経済指標カレンダー2018年1月

消費者物価指数は2つの数字で構成されます。前年度との対比と、前月との対比です。どちらが重要という訳でもないのですが、基本的に重要視されるのは前年度との対比です。特段の事件がない限り、前月比との比較は予想から外れることが少ないからです。

今月のアナリスト予想は、前年比の数字が6.74%となっています。前年よりも少しインフレが進んでいる状況ですね。こうした経済指標からもメキシコ中銀がインフレ対策を求められていることが分かります。

参考:メキシコ中銀が政策金利を上げるワケ

マーケット情勢と今後の展望

最後にマーケット情勢の確認と今後の展望を語ります。

メキシコペソは、現在リバウンドの状況にあります。年末の汚職事件疑惑で売られたものの、安くなったところを買われてリバウンドの値動きをしました。メキシコペソのポジションを仕込むなら、こうした安値の場面で仕込みたいものですね。管理人はきっちり買うことができました。

2018年1月のメキシコペソはリバウンドの状況

チャートはマネーパートナーズのHyspeedNextから

今後の展望としては、経済指標の発表を前にしてニュートラルに戻った状況と見て良いでしょう。経済指標の発表と同時に、重要人物からの意外な声明発表が加わるようだと為替レートが動きやすくなると思います。

特に注目されるのは、中銀関係者からの政策発言でしょうか。メキシコ中銀新総裁の人柄は未だ不明ですが、引き締め策を取るであろうことは分かっています。もしかしたら、インフレ懸念を示す発言くらいはあるかも知れませんね。

参考:メキシコ中銀が新総裁就任後に利上げ

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