つい先日、過去11ヵ月で最大の下落幅を記録したメキシコペソ。しかし、急落後にも直近の安値を割ることなく、その態勢を立て直しつつあります。
直近直後は戻りの早さも予想されます。中長期的に見れば、選挙前までのレンジ相場でしょうか。まさにレンジ相場の下落局面は、まさに買いの場面と考えます。
- メキシコペソはトレンドラインを意識
- 選挙前の値動きは予想通り
メキシコペソはトレンドラインを意識
まずはチャート分析をしてみましょう。以下はドル・メキシコペソの週足チャートです。管理人なりにトレンドラインを書き込んでみました。
ご覧の通り、メキシコペソは対ドルでトレンドラインを意識した値動きとなっています。どうやら、管理人なりのトレンドライン分析は当たっている模様。これを手掛かりに今後の値動きを考えてみましょう。
トレンドラインに従えば、メキシコペソのチャートは三角持ち合いの場面です。つまりはレンジ相場。選挙が終わるまでは、大きく動くことはなさそうですね。言い換えれば、下落した場面、トレンドラインに近づいた場面が売買の絶好の機会です。基本に忠実に取っていきましょう。
選挙前の値動きは予想通り
前述の通り、今回はテクニカル分析で今後の値動きを予想してみましたが、ファンダメンタルズ要因としても同様の分析結果が得られます。いわゆる「選挙前の停滞相場」です。
選挙のような、先行きの不透明感がある場合、相場が一方向に動くことはあまりありません。むしろ、参加者全員が手控えモードとなり、相場が停滞するのがFXの基本です。このため、先日のように急落することはありますが、安値を更新したりすることはありません。
この辺の事情は、以前の記事でも紹介しました。つまりは予想通りという訳です。興味のある方は、過去の記事もご覧ください。
過去記事:メキシコペソ2018年のFX相場を予想
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